Category Archives: 本の紹介

本の紹介2004 好調を続ける企業の経営者はいま、何を考えているのか?#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

まさにタイトルのとおりの内容となっています。

読んでいると、うまくいっている人の共通項が見えてきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

顧客の価値観の変化や市場規模、テクノロジーといった要素もありますが、突き詰めて考えれば、”世の中に価値を提供できているかどうか”の差です。世の中に価値を提供できていれば顧客を作れるので、事業は続きます。それができない企業は必ず閉塞して消滅していく。これはいつの時代でも同じです。リーダーがやるべきことは、いかにして価値を創造し続けるか、いかに価値を極大化し続けるかということです。」(133頁)

価値の創造は、時代とともに変化します。

3年前にはよかったものが、今やほとんど価値がなくなってしまうものもたくさんあります。

今、調子がよくても、3年後どころか1年後、どうなっているのかなんて誰にもわかりません。

順調な時ほど、調子に乗らず、冷静に状況を把握することが大切です。

日々、努力。

日々、勉強です。

本の紹介2003 僕はゲームのように生きることにした。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

まあ、でも、リアルライフは、完全にRPGと同じですよね。

仲間を集めて、自分の武器を少しずつ強くしながら、冒険をしていく。

誰の影響を受け、どんな準備をするかで、人生の大半は決まります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

意図をするというのは、カーナビを設定することに似ている。どこにいくか?を決めると、渋滞があっても道路工事があっても、多少の障害があっても、目的地まで自動的に導いてくれる。反対に、何も設定しないと、どこに向かっていいのかわからずにグルグルまわってしまう。」(266頁)

「意図をする」とは、すなわち、「目的地を設定する」「どのルートで目的地まで行くかを決める」ということです。

日々、多忙を極める多くの方にとって、人生の目標を設定し、そこに向かって準備をすることは並大抵のことではありません。

そんな暇ない、という方が圧倒的多数ではないでしょうか。

よくわかります。

みんなあれやこれややらないといけないことがあって、気がついたら1日が終わってしまいますよね。

自分の時間をいかに確保し、その時間で目標のために努力をし続けられるか。

とても難しいかもしれませんが、やらなければ人生は変わりません。

本の紹介2002 「悪くあれ!」窒息ニッポン、自由に生きる思考法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

この国で「普通」に生きていくのは本当に窮屈で窒息してしまいそうです。

不寛容でダイバーシティのかけらもないこの国でいかに自由を奪われないようにするか。

すべては自分の選択。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日本はもっと潔癖じゃない、寛容な世の中を目指したほうがいい。毎日の中に毒や闇がある。毒をはらんだ豊かさが、ポエムとしてより美しい。・・・不寛容で潔癖な今の日本より、僕はそっちの世界に住みたいですね。」(31頁)

不寛容で潔癖な国、日本。

個性など求められてもいないし、育つはずもない社会において、「自分」を殺さずに生きていくことは死ぬほど難しいことです。

まずは個々人が多様性を受け入れる意識を持つことが大切なのだと思います。

つまるところ、「なんでもいい」のです。

「こうあるべきだ」という「べき論」を他人に押し付けないことがとっても大切です。

本の紹介2001 夢と金(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

帯には、「お金が尽きると、夢が尽きる。これが真実だ。」と書かれてます。

お金の話に異常なまでにセンシティブな国であるゆえに、この内容はとてもキャッチーです。

言うまでもなく、お金があれば、「できること」、「やりたいこと」の選択肢が増えます。

お金は大事、だということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世界中の貧しい地域をたくさん見てきたが、彼らにはお金がなく、あまりにも少ない選択肢の中から将来を選ばなければいけない環境にあった。遠い世界の話じゃない。日本は今、同じ環境に向かっている。とりあえず始められるコトが減り、数少ない選択肢の中から『やりたいこと』を探さなければいけない状況に追い込まれている。『お金がない』『お金の知識がない』『お金を作る選択肢が少ない』・・・。これらがもたらすダメージの大きさを知れ。」(327頁)

真実ですが、この国ではお金の話、お金儲けの話は、タブー視されがちです。

ほとんどの人が、お金の稼ぎ方の教育を受けずに社会に出るわけですから、どうやってお金を稼いだらいいのかは、まさにその人の勉強と実践次第ということになります。

玉石混交とはいえ、必要な情報はインターネットでほぼ入手可能です。

あとはやるかどうか。

本当にただそれだけの違い。

やる前から「大変そう」「面倒くさい」「時間がない」「どうせ無理」・・・

それでは何も変わらない。

本の紹介2000 あなたの経験には意味がある(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から13年前に出版された本ですが、再度、読み返してみました。

経験の意味をどのように解釈するかで人生が決まります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生は選択の連続です。そして、あなたの明日は、今日の選択の結果が作り出します。そして、今あなたが今の場所にいるのも、過去の選択の結果です。人生のすべての責任を自分で負う、と決めて、そのために、すべての選択を、意識的に行うと決めるだけで、人生はがらりと変わります。」(178~179頁)

いつもこのブログで書いていることですね。

まさにこのとおりです。

毎日の小さな選択のちりつもの結果が今の自分です。

そして、5年後、10年後の自分は、今日からの小さな選択の集積によりつくられます。

自分の商品価値を高める選択をするか否か。

自分の思い描く人生を歩めるか否か。

すべては自分の日々の選択次第。

本の紹介1999 チェンジ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から7年前に出版された本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「人生のピンチは考え方を変えればチャンスになる!」です。

すべては評価ですからね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

きっと、多くの人は『自分がやらなくてもいいこと』をあまりにもたくさん押し付けられています。単純な事務作業など、誰がやっても同じ結果になることは『やるべきこと』ではありません。誰もが『自分がやるべきこと』だけに集中できれば、きっと働く人たちの幸福度も上がり、企業の力も高まるのではないかとさえ思います。」(197~198頁)

これはもう何十年も前から言われていることです。

多くの方が、とにかく日々、雑務に追われており、肝心なことに時間を割けないのです。

気付いたら1日が終わり、1週間、1か月、1年が終わってしまう。

時間がなさすぎて、自己投資もへったくれもない状況ではないでしょうか。

すべては自分の選択の集積が今の自分を作り上げているので、環境を整えるのも、時間配分もすべては自分次第です。

とはいえ、1度作り上げられた環境を変えるのは至難の業です。

「最初が肝心」、つまり、20代、30代前半における選択が極めて重要だと言われる所以です。

本の紹介1998 マネー・コネクション#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

この本に書かれていることを愚直に行えば、ビジネスでの成功確率は飛躍的に上がると思います。

とはいえ、愚直に行える人は、全体の1%でしょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

すべてが整うまで待っていてはいけません。完璧になることなどありえないのです。挑戦、障害、完璧とはいえない状況は、いつでも存在します。だから何なのでしょう?今すぐ始めてください。一歩進むごとに、あなたはさらに強くなり、スキルを高め、自信を持ち、成長していくことでしょう。」(273頁)

挑戦しても、成功は保証されていませんが、成長は保証されています。

リスクばかりに気を取られていては、何もできません。

トライしてみる勇気と、やり続けるしつこさがあれば、たいていのことはうまくいきます。

昨日と同じ今日を漫然と過ごしていては、年を重ねるごとに沈んでいきます。

1年前と比べてどれだけ自分の商品価値を上げられたでしょうか。

社会、政治、経済、会社、上司、環境のせいにしたところで、状況は1ミリも好転しません。

自分の商品価値を高めるために、日々、トライし続ける。

やっている人はやっている。

やり続けている人は、ほんの一握り。

本の紹介1997 ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

タイトルだけで買ってしまう系の本です。

帯には「君たちはニホンという国ができて以来、最も過酷な時代を生きなくてはならないのだ・・・」と書かれています。

小論文の勉強にいいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ニホンの学校は自分の頭で考えることを教えません。学校で行われることは、公務員が作ったカリキュラムであって教育ではないのです。そしてそれは国とマスコミの言うことを信じさせるための教育要綱ですから、大人になっても分析的に判断することができないのです。」(174頁)

残念ながら真実です。

そりゃ論理的な思考が苦手なわけです。

自分の意見を持たず「多くの人がそうするから」という理由で物事を判断する。

目立たないように、批判されないように。

もっと自由に、生きたいように生きればいいのに。

本の紹介1996 人生を変える80対20の法則#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

帯には「最小限の努力で最大限の成果が上がる!」と書かれています。

みなさんご存じの「パレートの法則」です。

選択と集中がいかに大切かよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

80対20思考の出発点として、まず取り上げたいのが時間の問題である。われわれは、時間の質というものをあまりよく考えない。時間が大事だということは、みんなわかっているにちがいない。だから、大忙しのビジネスマンは『時間管理』に救いを求めているのだろう。しかし、枝葉末節のことで右往左往しているのが実態である。時間に対する考え方を、すべて白紙に戻す必要がある。求められているのは、『時間管理』ではなく『時間革命』なのだ。」(221頁)

まさにそのとおり。

雑務で埋め尽くされている日常生活からいかに脱却するか、が極めて重要なのです。

もっと時間を投入すべきことがあるはずです。

そのために大切な考え方は、

「やらないことを決める」

ということです。

すべては自分の選択です。

本の紹介1995 マレーシア大富豪の教え#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

一攫千金を狙っているうちは、いつまでたってもお金持ちにはなれません。

日々の努力の積み重ねが必要不可欠であることがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世界は不確実性を増しています。・・・社会変動のスピードは速くなる一方で、一寸先を見通すことができる人などひとりもいません。そして、まったく想定外の事態が次々と襲いかかってくる。何が起きてもおかしくない。そんな時代を迎えているのです。
このような時代を生きるうえで最も危険なのは、自分以外の『何か』になんとなく追随するような生き方をすることです。」(300頁)

とはいえ、現実には、圧倒的多数の方が自分以外の「何か」になんとなく追随して生きています。

高度経済成長期ならそれでもよかったのでしょう。

しかし、それも今は昔。

世の中には、みんなと同じであることで安心する人と、みんなと同じであることで不安になる人がいます。

大勢の中に埋もれることで安心するか、不安になるか。

あなたはどちら?