Category Archives: 本の紹介

本の紹介2024 菜根譚#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

この本は、今から400年程前に、中国の学者によって書かれたもので、日本には、江戸時代末期に伝わったそうです。

ちなみに、この本の題名「菜根譚」とは、「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」(堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来しているそうです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

天が幸福を授けてくれないなら、自分を磨いて幸福を得よう。天が肉体を苦しめるなら、精神を楽にして苦しみを減らそう。天が進む道を阻むなら、努力してわが道を貫き通そう。こうすれば、天といえども、どうすることもできないだろう。」(10頁)

自分の人生は自分で切り拓くしかありません。

「どうせ無理」と言って、やる前から諦めていては、結果は出るわけがありません。

まずはやってみる。

そして、いろんな言い訳をして、途中で投げ出さないことです。

負けてもゲームオーバーにはなりませんが、辞めたらそこでゲームオーバーです。

本の紹介2023 ニーチェの言葉#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

タイトルのとおり、ニーチェの言葉がたくさん紹介されています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

脱皮しない蛇は破滅する。人間もまったく同じだ。古い考えの皮をいつまでもかぶっていればやがて内側から腐っていき、成長することなどできないどころか、死んでしまう。常に新しく生きていくために、わたしたちは考えを新陳代謝させていなくてはならないのだ。」(43頁)

成長意欲がある人は、少し会話しただけですぐにわかります。

自分への投資がいかに大切かをよく理解していることがすぐにわかります。

現状を憂いている時間があるなら、勉強しよう。

国や会社や上司や制度を批判したところで、何1つ変わりません。

自分の人生は自分の力で切り拓こう。

本の紹介2022 2035 10年後のニッポン(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

10年後、世界がどのように変わっているのか、本当に楽しみです。

日本は、人口が大幅に減少し、生き方も仕事の内容も今では予想もできないくらい大きく変わっていると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

保守的な人は、不自由な従来のライフスタイルに拘泥する。そこに不満はあるものの、ぶつぶつ愚痴ることしかできない。変化を恐れるからだ。そして今日も明日も電車ですし詰めになる。」(103頁)

こんなに自由に生きることが許されている時代において、それでもなお、あえて自ら不自由な生活を選択する人がいます。

結果、いろんなことにがんじがらめ。

何をするにも制限がかかって、とても不自由な生活を強いられる・・・。

そんな人生、まっぴらです。

自分の人生は、自分で切り拓く。

居酒屋で愚痴っていても、SNSで他人の悪口を書き込んで憂さ晴らしをしても、人生は1ミリも好転しません。

日々、努力。

日々、勉強。

もう本当に遊んでいる場合ではありません。

本の紹介2021 「自分」を仕事にする生き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

少し前では考えられないような生き方、仕事の仕方ができる時代です。

昔ながらの窮屈な生き方、働き方に縛られているのは、本当にもったいないと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間観察のために交流会によく行くという知人が『成功者の会に行くと、みんな、同じ業界の人の仕事を褒めている。対して、悪口ばっかり耳に聞こえてくる会には、すごい人はいない。負け組は負け組同士慰め合ったり、成功者をこきおろしてばっかりいる』と言っていました。」(250頁)

愚痴・不平不満で盛り上がっている会には参加しないことに尽きます。

ジカンガモッタイナイ。

人の悪口、噂話をしたところで、自分の人生は1ミリの変わりません。

一緒にいて刺激を受ける人、こういう人になりたいと思う人とできるだけ時間を共有しましょう。

本の紹介2020 群れない。#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

まさにタイトルのとおりです。

群れて時間を無駄に過ごすほど人生は長くありません。

もっとやるべきことがあります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

もしキミが、人生を思い通りに行きたいなら、今すぐ『やらないこと』を明確にするべきだ。つまり、やりたくないことを無理してやるという習慣を消し去るのだ。」(173頁)

無駄なことに費やす時間がどれほど多いことか。

結果、本来やるべきことに時間を使えずに、今日もまた1日が過ぎていく。

「いつかやろう」の「いつか」は永遠に来ません。

まずは「やらないこと」を決めることで、本来やるべきことに費やす時間を捻出することです。

時間は平等。

でも、使い方は十人十色。

本の紹介2019 武田双雲にダマされろ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

事実ではなく解釈によって幸福度が決まることがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『喜んでいる人に、いいことが集まる』これは法則。」(143頁)

シンプルですが、真実です。

プラスはプラスと、マイナスはマイナスと繋がります。

幸せは、事実ではなく解釈によることからすれば、当然の帰結です。

幸せは探すものではなく、感じるものです。

綺麗事ではなく、真実です。

本の紹介2018 はたらくきほん100(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルのとおり、はたらくきほんが100個書かれています。

成果を出すために、自分の働き方を見直すにはとてもいい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人に対してイライラするのは、相手が自分の期待に応えてくれないから。けれども、自分の期待が大きすぎることに、そもそもの問題があるかもしれません。過剰な期待は、相手に甘えて寄りかかっているようなもの。『ちっとも頑張ってくれない』『全然わかってくれない』と不満を抱いたら、相手のせいにするのではなく、自分のエゴを疑いましょう。」(119頁)

人に期待しないことです。

自分を基準とした他人に対する期待は、百害あって一利なしです。

期待する側にとっても、される側にとっても不幸です。

上司・部下、親・子、夫・妻等の間におけるイライラの原因の大半は、この「期待」から生じているのではないかと思います。

「期待外れだった」とは、すなわち、「自分の思った通りにならなかった」という意味です。

でも、自分と他人は違います。

そもそも思い通りになんてなるわけがありません。

他人に期待するのはもうやめましょう。

本の紹介2017 見えないからこそ見えた光#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から3年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者は、以前、辛坊さんとともにヨットでの太平洋横断にチャレンジされた方です。

「全盲のヨットマン」である著者の人生観が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の人生を変えたい 運を引き寄せたいのであれば ポジティブな言葉を口にする。
他人にも自分にも。」(201頁)

ポジティブな人にはポジティブな人が集まります。

その逆もまたしかり。

引き寄せの法則からすれば当然のことです。

自分の人生は自分で作り上げるものです。

自分の人生がうまくいかない原因を他人や社会のせいにしているうちは、何一つ変わりません。

本の紹介2016 サードドア 精神的資産のふやし方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から3年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

帯には「いつだって、そこにある『成功への抜け道』」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

君が何者であるかは、君の持っている能力ではなく、君の選択によって決まるんだよ」(434頁)

多くの人が「能力の差」だと思っていることの大半は、実際のところ、「選択の差」にすぎません。

毎朝、何時に起き、どのようなルーティンをこなしているか。

夜寝る前に何をしているか。

休みの日をどのように過ごしてきたか。

ただその差に過ぎません。

本の紹介2015 伝え方の極意#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

「ラリー・キング・ライブ」で有名なラリー・キングさんの本です。

50年間に5万人と対談した著者が、上手な会話のしかた、作法を教えてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ある人が友達から長い手紙をもらった。その手紙の最後にはこう書かれていた。『長い手紙でごめんなさい。短い手紙を書く時間がなかったのです』実際、簡潔な文章を書くのは難しいものだ。・・・しかし、手紙に限らず、どんなコミュニケーション方法を取る場合でも、事前に少し時間を取って、話を簡潔にまとめておくのは大切なことである。」(165~166頁)

話し方、話す内容というのは、いわばその人の知性や個性の発露ですので、ある日突然、話し方や話す内容を変えることは不可能です。

話す長さもまた例外ではありません。

とりとめのない話をひたすら聞かされる聞き手の苦痛たるや・・(笑)

聞いているふりをするのも大変です。

話は手短に。

悦に浸って延々と武勇伝を語っている場合ではありません。