おはようございます。
どんなに売れても100食限定。
だから飲食店でも残業ゼロ。
こんなお店を実現している経営者の本です。
売上至上主義からの脱却を考えるいい本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・これは、国が定めた『国民が適切に働ける条件』です。それなら、この基準内で、そもそも就業時間内に利益を出せない商品とか企画ってダメじゃないですか。基準を大幅に超えて、従業員が必死に働いて維持している商品やサービスは、たとえ多くの人に支持されて、たくさん売れたとしても、『誰かが犠牲になっている』という事実は消せません。就業時間内に利益が出せない事業なんてやめてしまえばいい、と思います。」(168頁)
これからますます労働時間を削減するように求められます。
月100時間も残業しないと成り立たないような仕事は、もはや存在を許されなくなってきます。
今なお、長時間労働によるトラブルが後を絶ちませんが、そろそろ本気で働き方を変えることが求められています。
そのためには短い時間で利益を上げるような仕事のしかたに変えていくことを考えるしか道はありません。
時間ばかりかかって、利益はほんの少し。こんな仕事からは手を引くという決断が求められます。