おはようございます。
タイトルのとおり、これからのお金儲けについての考え方について書かれています。
好みの問題ですが、個人的にはうーん・・・という感じでした。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「ほとんどすべての人に信用スコアが付く未来、信用スコアはスマホのカメラをかざすと顔認証技術で表示されるようになり、信用スコアが高い人は誰からも歓迎され、信用スコアが低い人は誰からも避けられるような社会になります。・・・相手の信用スコアがわかれば、安心して仕事を頼めます。また、仕事をきちんとしなければ低い評価をすればいいだけなので、管理者はいらなくなるのです。」(31~32頁)
近い将来、信用スコアが実用化されて、あらゆる取引、契約の際に影響を与えることになるはずです。
現代の管理社会、監視社会やAIと親和性があるため、実用化はそれほど遠くないと思います。
制度上の問題もありますが、ほぼ間違いなく実用化されると思います。
信用を図る複数のファクターにより点数化され、典型例で言えば、融資の可否、融資額、金利等が機械的に決まるようになり、そうなれば、自然と金融機関の融資担当はもはや必要なくなります。
もちろん、これは金融機関に限ったことではなく、さまざまな分野で応用可能なため、「信用」をベースとしたビジネスでは広く取り入れられることが予想されます。