おはようございます。
著者は、元日本マクドナルドマーケティング本部長の方です。
マクドナルドの再建物語が「ほぼ実話」として書かれています。
マーケティングの考え方がとてもおもしろく、参考になります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「僕は、2017年10月に出した『ベーコンポテトパイ』が印象深いな。『ヘーホンホヘホハイ』に名前を変えただけなのに、前年の2.5倍も売れたからね」「ただ、打ち合わせのときはネーミングを変えるっていう話はひと言も出ていなかったし、いくらなんでもふざけすぎだろうって、これが採用されるとは思ってなかったみたいです。レシートに印字される名前も『ヘーホンホヘホハイ』に変更して、それがSNSでずいぶんアップされてましたよね」184~185頁)
全く味を変えずに、商品名を「ベーコンポテトパイ」から「ヘーホンホヘホハイ」に変えただけです。
こういう発想、とても勉強になりますよね。
もっとベーコンの量を増やしてみようとか、パイの生地を変えてみようとか、普通ならそういうところから入ってしまいそうなところです。
同じ商品でも売り方を変えるだけで結果がこんなにも違うという良い例です。
あとは自分の業界にどうあてはめるかだけですね。
そう考えるとまだまだできることは山のようにあります。