おはようございます。
齋藤先生が読書の効用について書かれています。
結局、この本を読むのは、既に読書の習慣がある人です・・・。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「驚くべきことに驚けるのは、実は教養があるからです。知識豊富で教養豊かな人は、もうあまり驚くことがないのではないかと思うかもしれませんが、逆なのですね。知れば知るほど、心の底から驚くことができるのです。知識がないと、何がすごいのかわからない。ぴんとこない、ということになります。」(99~100頁)
まさにそのとおりだと思います。
教養とは、驚くべきことに驚ける素養なのです。
骨董品やワインなど、知識がないと何がどうすごいのかあまりよくわかりませんよね。
根底にあるのは、好奇心や探究心です。
教養がある人は総じて、好奇心や探究心の塊なのはそのためです。