おはようございます。
ヒロミさんと藤田社長の「人生の休み方」に関する意見が交互に書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「将棋の羽生善治さんは勝負に勝つ秘訣について、『楽観しない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で』と言われていました。初めてこの言葉に触れたとき、強く共感したのを覚えています。私は取材や講演で『良い波に乗るコツは?』と質問されると、『波に乗っても踊らされないことです』と答えています。『会社が苦しい状況をどうやって切り抜けたのですか?』とだったら、『ひたすらじっと耐えていただけです』と言い、『経営者に一番必要な能力は?』と聞かれれば、『忍耐力じゃないですか』と答えます。」(139頁)
これは藤田社長の言葉です。
勝って奢らず、負けて腐らず、常に平常心を大切にするということです。
楽観もせず、悲観もしない。
感情の起伏が少ない。
このような状態でないと冷静な判断ができないのです。
特に「怒」の感情をコントロールできるかが仕事に限らず人生全般において極めて重要です。
いつの世も、短気は生きづらいのです。