おはようございます。
帯には「49歳でその生涯を閉じた伝説の美容師・鈴木三枝子。いまなおトッププレイヤーたちの強烈な影響を与え続ける彼女の『生き方』とは?」と書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『上司がスタッフを平等に扱ってくれない。こういうときはどうすればいいか』という質問をした人に対しての答えだった。鈴木さんは、人間は平等であると錯覚している人がとても多いけれど、それは違うと答えた。そして、こう続けた。『もし人間が平等であるとするならば、それは不平等になる機会を平等に持っているだけだ』だから、自分の働きかけ次第で相手の態度は変わって当然だし、それを働きかけ機会はあなたにも他のスタッフにも平等に与えられている。『平等にしてほしい』という前に、自分が変わるべきである。そんな内容だった。」(85~86頁)
人はみな平等であるという意味についての鈴木三枝子さんの考えが紹介されています。
「平等」とは、結果の平等ではなく、機会の平等だと。
機会を活かすかどうかだけの話であり、それは日々の努力の積み重ねだと思うのです。
仕事も勉強もスポーツも根っこにある考え方はすべて同じです。
やる奴はどんな状況、どんな環境でもやるし、やらない奴はどこまでいってもやらないのです。