おはようございます。
幻冬舎の見城社長とエイベックスの松浦社長の対談をまとめた本です。
このお二人、AbemaTVの「徹の部屋」でもその仲の良さがよくわかります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「うちは新卒を採用してなくて、それでも毎年、東大とか京大とか早・慶とかの学生から応募があるんだけど、偏差値より大事なのは、人の気持ちをつかめる人間かどうかだと思ってる。編集者に限らず、仕事なんて自分の思ってることを人を動かして、どう実現できるかでしょ。そういう意味で、他者への想像力がある人は何をやっても結果を出せる。あと、自分に何かを課すことができて、バーを高く設定できる、っていうのも大事。」(145頁)
見城社長の言葉です。
全く同感です。
他者への想像力がある人とない人とでは、仕事のあらゆる点においてアプローチのしかたが異なります。
そもそもあらゆる仕事は他者への想像力が源になっているはずです。
こうしたらもっと顧客に喜んでもらえるんじゃないかと想像するところからあらゆるサービスが生まれるんじゃないでしょうか。
そうだとすれば、他者への細やかな配慮ができる人が仕事を結果を残すのは当然ですし、その逆もまたしかり。
一事が万事ですから、日々の小さな仕事で他者への想像力を発揮できない人がどうして大きな結果を出せるのでしょうか。