おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
著者が考える成功の定義は、「人とお金と選択の自由を手に入れること」だそうです(9頁)。
最後に「選択の自由」というワードが入るのがいいですね。
物語を通じて、成功の条件を伝えています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人間は誰もが自分の慣れ親しんだ環境の中で生きてる。そして、その中から出ようとしない。『成長したい』という思いと、『いまのままがいい』っていう相反する思いが綱引きしてるんだよ。・・・その心の綱引きで『成功したい』の思いが大きければ、成功に向かって歩き始めるし、『変わりたくない』という思いが勝てば、結局努力をあきらめて、いまのまま生きていくことになる。そしてほとんどの人は現状維持という選択肢を選ぶ。」(110頁)
ここでも「ホメオスタシス」の力の話が出てきます。
毎日、弱い弱い自分との戦いですから。
もし自分の背中に「オン」と「オフ」のスイッチがあったとして、
僕はスイッチを「オフ」することができません。
一度「オフ」に入れてしまうと、もう「オン」にすることができないのではないかという恐怖心がその理由です。
弱い自分に負けてしまうのではないか・・・と。
ワークライフバランスという言葉を聞く度にいつも思うわけですよ。
「・・・あたし、ワークライフアンバランスの典型例だ」
アンバランスなことはわかっていますが、もうこういう生き方しかできないのです。