おはようございます。
タイトルのとおり、経営者がするべきこととしてはいけないことが書かれています。
奇をてらうのではなく、原理原則に基づいた経営をするのが王道であることを再認識することができます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「40年以上の経営経験から、強く実感していることがある。それは『優れた経営者には例外なく原理原則とバランス感覚がある』ということだ。・・・原理原則の対局には我流、自己流がある。自己流のみに溺れると企業の成長は早晩止まってしまう。優れた経営者は、自己の個性やアイデンティティは大切にしながらも、原理原則を見事に身に付けている。これが第一の能力であり、第二がバランス感覚だ。」(3頁)
問題は、この「原理原則」や「バランス感覚」をどう学ぶか、です。
私は、自分がメンターだと思う経営者に教えを乞うことが一番だと思っています。
頻繁に会い、直接話を聞く、本を出しているのであればすべて読んでみる。
そしてとにかく真似をしてみる。
それも中途半端にではなく、徹底的に真似をするのです。
「こういう場面であの人はどういう行動をとるのだろう」と想像してみる。
この繰り返しです。
いつしか、真似をしていることすら忘れてきます。
無意識にメンターと同じような行動や考え方をとるようになっていたら完璧です。