おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
近代文明はなぜ限界なのか (PHP文庫)
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
稲盛さんと梅原さんが、人類の今後について熱く語っている本です。
お二人曰く、人類の崩壊が始まったそうです。
「欲望の無限解放」という近代文明の反省、「進歩」から「循環」への思想の転換など、今後の人類の生存のために、いくつかの視点を与えてくれています。
「稲盛 西郷隆盛(南州)は、まさに無私を貫いた人です。『己を愛するはよからぬことの第一なり』と述べていて、私もリーダー論を説くとき、『自分をいちばん大事にし、自分ばかりかわいがる人はリーダーとして失格であり、部下にとってたいへん不幸である』ということをつねに第一に述べています。リーダーは自分を犠牲にしても、組織のため、部下のために働ける人でなければなりません。それが大原則です。」(220~221頁)
この本の題名からは少しそれる内容ですが、稲盛さんがリーダー論について語っている部分です。
リーダーは「自分を犠牲にしても、組織のため、部下のために働ける人」でなければならないと言っています。
また、「無私」という言葉を使っていますね。
自分のことを最優先し、組織や部下のことを後回しにするような人は、リーダーに向いていないということです。
世の中には、多くのリーダーがいますが、稲盛さんが言うところの「リーダー」である人は、そのうち、どのくらいいるのでしょうか。
今以上に本物の「リーダー」を目指して、ステップアップしていきたいと思います。
まわりに多くのお手本となる社長がいるということは、とても幸せなことです。