おはようございます。
さて、今日は、本の紹介です。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
スタンフォード大学の講師の本です。
この本で言いたいのは、「あなた自身に許可を与える」ということです。
「わたしが伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。」(206頁)
どんどんチャレンジをしていこう!!ということです。
結局、チャレンジしない理由は、自分の中にあるということです。
そして、チャレンジしなくてもよい合理的な理由を必死で探しているのです。
特に若いうちは、どんどんチャレンジしていきたいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・父は人生を振り返って、いちばん大切な教えをこう考えているそうです。『自分に対しては真面目すぎず、他人に対しては厳しすぎないこと』。自分や他人の間違いにもっと寛容で、失敗も学習プロセスの一環だと思えればよかった、と。いまの父ならわかるのです。過ちを犯しても、大地が揺らぐことなど滅多にないのだと。」(212頁)
これも「失敗」に対する向き合い方に関する言葉です。
つくづく思うのですが、この言葉にもあるように、「失敗」に対する捉え方がしっかりしている人とそうでない人では、人生の歩み方が大きく変わってくるのではないでしょうか。
「失敗も学習プロセスの一環」だと思えば、失敗はそんなに悪いことばかりではありません。
大切なのは、失敗をしないことではなく、失敗を次のステップにつなげることです。
そのために、失敗をどのように活かすかがとても重要になってくるわけです。
「自分に対しては真面目すぎず、他人に対しては厳しすぎないこと」という点は、また違った角度からの言葉ですね。
失敗をしても、必要以上に思いつめないことが大切です。
あくまでも、次のステップにつなげるために、振り返ることが大切です。それ以上の反省と後悔は、時間の無駄です。
逆に言えば、何度も同じレベルの失敗を繰り返していると、周りからの信用を失うことになります。
仕事でも人生でも、失敗を繰り返しながら、少しずつステップアップしていくことを意識しています。
みなさんは、いかがでしょうか?