おはようございます。
有名なマーク・トンプソンさんとブライアン・トレーシーさんの本です。
タイトルのとおり、ビジネスを成功させるために必要な考え方が網羅的に書かれています。
ポイントが非常にコンパクトにまとめられているので、とても読みやすいです。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『ナンバーワンを狙う二番手か三番手の企業が、イノベーションのための提携にもっとも積極的であることが多い』とSSABのオロフ・ファクサンダーCEOは言う。『どんな業界でも、ほぼ必ずと言っていいほど、二番手や三番手の企業のほうがトップの企業よりも貪欲だ』『現状に甘んじている者はこれを教訓にしたほうがいい』とファクサンダーは警告する。」(153~154頁)
どの業界でも、全く同じことが言えるのではないでしょうか。
現状のままでいいと言っている会社がある一方で、トップランナーに追いつき、追い越そうとする貪欲な二番手、三番手がいるわけです。
革新的なサービスは、貪欲な二番手、三番手が生み出さなければ話にならないのです。
トップランナーと同じ商品、同じやり方では、いつまでたっても追いつくことはできません。
トップランナーが決して真似できないようなサービスで勝負するべきです。
貪欲さこそ、二番手、三番手のエネルギーですから、がむしゃらに頂点を狙っていかなければ勝負にならないのです。