おはようございます。
以前、ドラマ放送されていた「ナポレオンの村」の原案本です。
公務員である著者が、いかにして過疎の村を救ったのかが書かれています。
著者は、アイデアを形にする術を知っている人ですね。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「地域再生の視察のために、羽咋市にも役人や政治家、企業の方が何千人と来ています。それで、なんとか研修会って座学で勉強会をして、『いやあ、羽咋の試みは本当にいいですねぇ』などとほめてくれます。けれどその後に地域住民のために行動するか? しないですよ。やってみようともしない。会議のための会議ではなく、行動するための会議、お願いですからしてください。・・・地域活性化をテーマに多くの人に来ていただき、『感動しました』との言葉をよくいただきます。ありがたいです。でも、申し訳ないけれど、感動はいらないですよ。感動よりも行動です。地域の人のために動いてくださいと。」(240~241頁)
「・・・なのに一億総評論家みたいになって、国が間違っている、行政がおかしいと、自分が何もしないことを棚に上げて、周りの批判ばかりしている人がどんなに多いことか。・・・そうやって批判や非難だけをくり返す人は、やがて人格まで腐ってくる。自滅しますよ。」(241~242頁)
「感動よりも行動」と著者は言っています。
このブログでも行動に移すことがどれだけ重要か、成功する人とそうでない人の違いはどこにあるのかについて書かれている本をいくつも紹介してきました。
もはや成功する方法はわかっているのです。
それでもなお、成功しないのはなぜか?
方法を知っているだけで行動に移さないからです。
また、行動し続けないからです。
人間は弱いのです。
最初に決めたことをやり続けることは本当に大変です。
だから、多くの人は、結果・成果が出る前に努力を途中でやめてしまうのです。
結果がなかなか出ないことに我慢ならず、途中で投げ出してしまうのです。
繰り返しますが、もはや成功する方法はわかっています。
あとは、やるかやらないか。
やり続けるか、途中で投げ出すか。
それだけです。