おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
著者は、薬師寺の住職の方です。
以前、著者の講演を聴く機会があり、その際に本を買いました。
すべては「よっぽどの縁」によりつながっているということが記憶に残っています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「私は、さまざまなところに出かけて行きます。そのとき訪れた先がうまくいっている会社か、あるいはいい学校であるか、またはいい家であるかどうかが一目でおおよそわかってしまうようになりました。その尺度が『挨拶』です。『挨拶は人としての基本で、それがきちんとできないような人は何をやってもだめだ』と昔から耳にタコができるほど言われてきました。」(8頁)
「私の師匠高田好胤管長は、『仏教の教養などは自分で勉強しなさい』と言われ、ほとんど教えてくださいませんでした。そのかわり、口が酸っぱくなるほど繰り返し言われたことが、『挨拶ができない者は、仕事も修業もできない』という言葉でした。」(17頁)
著者の意見に賛成です。
挨拶をした際、ちゃんとした挨拶ができない人に会うと、「この人、大丈夫?」と思ってしまいます。
逆に元気よく挨拶されるととても気持ちがいいですよね。
そういう人は、ちゃんとした教育を受けてきたのだろうな、と思います。
是非、みなさん、人に会った際は、相手よりも先に元気よく挨拶をしてみましょう。
相手も自分も気持ちがいいですよ。