おはようございます。
5年程前に出版された本ですが、今読み返しても古さを感じさせません。
著者は元アップル・ジャパンのシニアマーケティングプロデューサーの方です。
マーケティングに関する基本的な考え方がわかる本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「踊らされる側に甘んじるか、踊らす側に回るかの違いだ。…絶対に負けないカードは存在しないし、ゲームに勝ち続けることも不可能だ。だが間違いなくいえることは、未来を創り出す姿勢を放棄すれば、時の流れに巻き込まれフォロワーへと転落する可能性が高くなる、ということだ。」(279~280頁)
きっと終わりのない進歩や競争に、いつしか疲れてしまうのでしょうね。
進化し続けることを楽しめるかどうか、結局、ここがポイントになってくるような気がします。
決して「楽」ではない状況を「楽しむ」ことができるかどうか。
いかがでしょうか。
経済情勢や身の回りの環境に自己の意に反し踊らされ、不平不満を言ったところで状況は変わらないことを知りながらも、不平不満を言うしか方法がない・・・こんな人生を楽しむことは私にはできません。
自分に力をつけることでしか現状を打開することはできません。
不平不満を言う時間があったら、自分に少しでも力をつけるために努力をするべきです。