おはようございます。
株式会社武蔵野の小山社長の本です。
このブログでも何度か紹介したことがあります。
小山社長の本は、いつも、細かい点で経営のヒントを与えてくれます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・まさにマネすることは最高の創造です。マネの効用は他にもあります。マネを繰り返していると、『何をマネするべきか』という見る目、判断力が育ってきます。それだけ感性が鋭くなってくる。いつでも、どこでも『良いやり方があれば、マネする』と狙っているので、普段から『あの人は、どうして成績がいいのか?』『あの会社がうまくいっている秘訣はどこか?』などを見極めようとします。そんな訓練を日々行っていれば、感性が磨かれるのは当然です。」(95頁)
まさに小山社長の仰るとおりです。
真似が得意な人は、日常生活の中で、もはや無意識のレベルで「いいとこ探し」をしているのです。
業種を問わず、成功している例を見ると、成功の要素を見出そうとします。
それをすぐにアレンジして自社に取り入れる。 その繰り返しを日々の生活の中で自然とやっているのです。
「悪いとこ探し」が大得意な社会の中で、そんなことには全く興味を示さず、ひたすら人や会社などの良い面を見つけるくせがついていれば、いやでも成功しますよね。