おはようございます。
「短く、魅力的に伝えるプレゼンの技術」が紹介されています。
コンパクトに要点を伝えるためのノウハウがまとめられています。
一度目を通しておくとプレゼンのしかたが変わると思いますよ。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「例えば、クルマのセールスポイントとして、みなさんの頭に最先端の潤滑剤ブレーキ・システムのことが浮かんだとする。ガソリン使用量、騒音、ブレーキ荷重を軽減するその新システムにはカッコいい機能が満載で、話したいことがいっぱいある。しかし、聞き手が車の″色”に強い関心があったり、こだわりを持っていたりしたら、その話にはあまり耳を貸さないだろう。コミュニケーションの達人になって他人を説得する力をアップさせたいなら、話す相手を十分に知り、それに合わせてメッセージを調整することが不可欠になる。何度も言うが、大切なのは自分が何を伝えたいかだけでなく、相手が何を知りたいかが重要なのである。」(36頁)
このブログでも何度か同様の内容を書いています。
「大切なのは自分が何を伝えたいかだけでなく、相手が何を知りたいかが重要なのである」
相手の関心がないことをどれだけ熱心に話しても、受け入れてはもらえません。
相手の関心事は何なのかを知るために、まずは徹底的に相手の話を聞くことが大切です。
これはすべての仕事に通じることだと思います。
話し上手は聞き上手なのです。