おはようございます。 また一週間はじまりました! がんばっていきましょう!!
さて、今日は本の紹介です。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ダニエル・ピンクさんの本です。
以前、ダニエル・ピンクさんの「モチベーション3.0 持続する『やる気』をいかに引き出すか」という本を紹介しました。
ピンクさんの本の特徴は、とにかくわかりやすいということです。
業界の常識をぶち破りたいと考えている若手経営者の方におすすめです。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「この時代を生き抜くためには、あらゆる人も組織も、自分たちが収入を得るために行なっていることについて考えなくてはならない。次のように自らに問いかけてみよう。
① 他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか
② コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか
③ 自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか」(102頁)
いかがでしょうか。
①と②は、考えやすいと思います。
場所を問わない仕事、誰がやっても同じ仕事、専門家がわざわざやらなくてもパソコンのソフトがあれば誰でもできる仕事は、当然のことながら、価格が安い方がいいわけです。
問題は③です。
③について、ダニエル・ピンクさんは、別の言葉で説明しています。
「自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか。」(346頁)
この本では、いくつかの例が挙げられています。
弁護士業界で、③とはどのようなことを指すのだろうか・・・と、この本を読んでからずっと考えています。
いくつかのアイデアが浮かんでくるのですが、まだまだ詰めが甘い感じです。
顧客の「非物質的で超越した欲望」とは何を指すのだろう・・・。
もう少し考えてみます。