おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
タイトルだけで買ってしまいますね(笑)
タイトルのとおり、広告やメディアでばんばん宣伝しても売れるとは限りません。
では、どうすれば人は動くのか?ということについて書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「広告やメディアでは人が動かない中で、何が人を動かすのか? それは結局のところ、確実にうまくいくかわからない状況でも、論理を超えて『これでいこう!』と踏み切る現場の『勇気』や『機転』ではないか、と私は思っている。それはいわば、誤発注を挽回しようとPOPをつくりツイートで拡散させた生協の店員のような勇気と機転だ。リスクをとり、恥をかき、失敗する『覚悟』のない人間、人間のココロへの『洞察』のない人間が、どれだけ手法やテクノロジーに通じてみたところで、人を動かし、財布を開けさせ、社会を変えるムーブメントを作り出せるはずなどないのだ。」(247頁)
論理を超える勇気や覚悟が、今置かれている状況を変えるのでしょうね。
実際、理屈で考えてしまうと、やる前から「この点がネックになる」とか「ここが問題だ」とか、できない理由探しが始まってしまいます。
これでは何も始められません。
最初は、突拍子もないように見える計画も、少し動かしてみると、違った景色が見えてくるものです。
「どうせ無理」と「ノーサンキュー」からは何も生まれませんので。