本の紹介344 「高く」売れ!「長く」売れ!「共感」で売れ!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。
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←先日、御幸町にある「フジヤマ55」に行ってきました。

写真は、「台湾まぜそば」です。

よくかき混ぜないと麺までたどりつけません。

すばらしいボリュームですね!

おいしゅうございました。

今日は徳島県の警察署まで私選弁護の関係で接見に行ってきます。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。
「高く」売れ! 「長く」売れ! 「共感」で売れ!

エクスペリエンス・マーケティングの藤村さんの本です。

これまでにもたくさんの本を出されている方ですが、毎回、楽しく読ませていただいています。

また、いろんな業種におけるマーケティングの工夫のしかたを見ることができるので、大変勉強になります。

おすすめです!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ジョブズはたくさんの名言を残していますが、その中でビジネスの真理を、シンプルなたとえで表現している言葉があります。歴史に残る箴言だと思う。
『美しい女性を口説こうと思ったとき、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ』
これに尽きます。
本当にお客さまのほうを向いているか?」(209~210頁)

例え方が素晴らしいですね。 さすがジョブズさん!

競合他社と、バラの花の数で競うような競争をしている時点で、お客様のほうを向いていませんよね。

どんなときもバラの花の数でしか魅力をアピールできない、そんな商売の仕方をしていませんか?

もしこのような競争を繰り広げる道を選んだならば、最後には、バラの花を何本贈ることになるのでしょうか。

お客様は、本当にそれを望んでいるのでしょうか。

最高を目指す競争は、一見正しいように思えるが、実は自己破壊的な競争方法である

これは、マイケル・ポーターさんのことばです。

バラの花の多さで最高を目指す競争は、自己破壊的な競争方法であることがよくわかると思います。

そんなこと、求められていないのに・・・。