おはようございます。 今週も一週間がんばっていきましょう!!
さて、今日は本の紹介です。
著者は、経営コンサルタントの小宮さんです。
タイトルのとおり、人生において大切にすべき原理原則=当たり前のことが書かれています。
奇をてらわず、王道だけが書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「OJTだけで仕事ができるようになる。それは、甘い。それでは、一流になんか絶対になれない。イチロー選手が、家で素振りをしないとか、野球のことをまったく考えないとか、そんなことは、ありえない。家で勉強しなさい。週に1時間でも2時間でも。家で仕事をするのではなく、仕事の本質を家で勉強する。OJTでは、作業を効率よくする方法は学べても、その仕事の本質まで学ぶことはできない。それは、オフにやるのがあたりまえ。」(89頁)
仕事をする時間とそうでない時間を明確に分けている人からは反対されるかもしれませんね(笑)
「オフにまで仕事の本質を学ぶなんて、ワーク・ライフ・バランスを軽視するものである」とかなんとか言われるかもしれませんね。
まあ、それはそれでいいでしょう。
仕事大好き人間からすると、この小宮さんの意見は、当たり前の話です。
弁護士の世界でいうならば、仕事中は、目の前の書面を作成するのに必要な情報を入手し、それを踏まえて法的見解をまとめる。
でも、OJTだけでは、断片的でその場しのぎの知識が増えていくだけですから、体系的な理解には程遠いわけです。
そこで、休日に何をするか。
みんな忙しいので、OJTの延長になりがちですが、意識して、あえて基本書をじっくり読む。
これをやることで、これまで出会った点と点をつなぐわけです。
仕事は違えど、みんなが休んでいるときに準備をしている人が最終的には成功を収めるのだと確信しています。