本の紹介305 これからの経営に必要な41のこと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←先日、税理士の先生と社労士の先生と一緒に呉服町の「松葉」に行ってきました。

写真は、定番の「川エビ」と「お刺身の盛り合わせ」です。 お刺身のレベルは居酒屋の域をはるかに超えています。

人気のお店だけあって、満席でした。

おいしゅうございました。

今日は、午前中は、東京家裁立川支部で離婚調停です。

午後は、静岡に戻り、東京高裁の裁判(電話会議)が1件、裁判等の打合せが2件、新規相談が1件、顧問先でのセミナーが1件入っています。

今回のセミナーのテーマは、「第5回 総務部が知っておきたいビジネス法務の基本」です。

東芝の情報漏洩事件が注目されているので、情報管理のポイントについてレクチャーします。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 スターバックスCEOだった私が伝えたいこれからの経営に必要な41のこと

著者は、元スターバックスのCEOだった方です。

ご自身の体験談に基づいて、経営に必要な要素を伝えてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『ベンチャー企業が成功するしないを分ける一番の要因は?』と聞かれることがあります。私の答えは極めてシンプルです。最後は、経営者の執念があるかないか、ということ。言葉を言い換えれば、どこまであきらめず粘れるか、ということです。では、その執念がどこからやって来るのかといえば、やはり『志』からだと思うのです。『志』がいかに大きいか。いかにその志を遂げようと強く念じているか。そして、その『志』をこそ、周囲の人は応援したくなる。」(246頁)

「執念」と「志」がキーワードになっていますね。

「執念」については、「粘り強さ=あきらめない気持ち」と言えますね。

失敗したからすぐにあきらめる、というのであれば、ビジネスに限らず、何にもしても大成はしません。

結局は、気持ちの問題であり、気持ちは習慣により作られます。

日常生活であきらめぐせがついている人がビジネスだけ粘り強く取り組めるはずはありません。

習慣の問題なのです。 日頃から、自分の弱さを認め、修業を積んでいくしかないのです。

また、「志」という言葉は、いい言葉ですね。

単に「金持ちになりたいから」という動機では、誰も応援してくれません。

社会をよくしたい、困っている人を助けたい、という他者貢献の気持ちこそが「執念」に結びついているのだと思います。

自分だけよければいい、という目標では、それほどかんばれないということに気づいたときからが、本当のスタートなのだと思います。