本の紹介288 ヒットの法則が変わった(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 2月に入りましたね。今週も一週間がんばっていきましょう!!__

←週末の朝は、いつも海までのジョギングから始まります。 往復2時間ジョギングをすると、かなり汗をかきます。

2時間、「無」になって走ると、かなりリフレッシュできます。

継続は力なり。

今日は、午前中は、破産事件の打合せが入っています。

午後は、遺産分割調停です。

夜は、富士へ移動し、子ども未来大学です。

子どもたちに弁護士の仕事についてレクチャーしてきます。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。
 ヒットの法則が変わった いいモノを作っても、なぜ売れない? (PHPビジネス新書)

いいモノを作っても、なぜ売れない?」というサブタイトルからもわかるとおり、マーケティングの本ですね。

どうやったら、売れるのか、ということをいろんな例を出しながら解説してくれています。

模倣の重要性が熱く語られています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

模倣は決して簡単な作業ではない。成功したものを『成功したもの』と定義づけるためには、それなりの目利きも必要であり、また何が成功要素なのかを抽出することは同産業の業界人から見ても容易なことではない。だからこそ『成功要素を正しく模倣する』という、『創造的な作業』を生み出した模倣者たちは、自分たちのオリジナリティをスパイスのように軽くふりかけるだけで成功の果実を甘受することができる。」(111頁)

『イノベーターが獲得できるイノベーションの現在価値は2.2%』であり、実に市場の98%は模倣者や追随者によって生み出されている」(111頁)

模倣の重要性については、いろんな本に書かれていることです。

成功者の成功要素を正しく模倣することがポイントになるわけですが、それには一定の技量が求められるという話です。

これって、見方を変えると、人のいいところを見つけるということになりませんか。

普段から、人のあら探しばかりしている人と、人のいいところを見つけようとしている人では、模倣力も変わってくる気がします。

成功者を見て、素直に「僕もこの人のようになりたい」と思えるか、ということです。

いいものをいいものとして真正面から評価できる人でありたいです。

成功者への嫉妬で溢れかえっている中で、純粋に「あの人はすごい」と言える素直さが大切なのだと思っています。

また、別の角度ですが、仮に一定の成功を収めたとしても、そこで立ち止まっていると、すぐに模倣者に追い抜かれてしまいます。

常に改良を重ねていくという意識、すなわち、向上心を持ち続けることが大切なのです。