おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。
今日は、本の紹介です。
今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
帯には「頭角を現し、大差をつける人に共通する微差とは?」と書かれています。
ほんの些細な習慣の積み重ねの差が、大きな結果の違いとして表れるのです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『メメント・モリ(死を想え)』というラテン語は、自分がいつか必ず死ぬ運命にあることを思い起こさせるための警句です。ネガティブなものではなく、大局的な見地から日々を顧みてもいいという意味合いが強く、むしろ一日一日を楽しみ、有意義なものにすべき、というポジティブな思いが込められてた言葉です。死を考えることは、生を考えることでもあります。」(161頁)
若い頃は、時間が無限に存在するような錯覚を抱いていましたが、年齢を重ねるごとに、1歩ずつ死に向かって歩いていることが理解できます。
「時は金なり」と言いますが、正しくは「時は命なり」です。
無駄なこと、嫌なことに1秒たりとも貴重な時間を使いたくありません。
世間体や他人の評価を気にしているうちに、人生は終わってしまいます。
老後、人生を振り返ったときに、「あー自分の人生、なんだったんだろう」なんて思いたくないのです。
自分に力をつけ、人や組織に依存せず、何事にも固執せず、好きなように生きるのが、私の人生のモットーです。