おはようございます。
今日は、本の紹介です。
帯には「蟻地獄から脱出するためのヒントは『努めて力まない』やわらかな生き方にある」と書かれています。
肩の力を抜くことの大切がよくわかります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「足して、足して、どんどん足し続ける。そんな足し算的な人生はここまで足せばOKというゴールはない。人々のもっぱらの関心は、この人生の足し算をいかに上手くやるか、それによって成功やお金や幸福をどれだけ多くつかむか、ほとんどそのことにつきるように見える。」(3頁)
まあ、足し算に幸せを感じる人は、それでいいでしょう。
現に、ほとんどの人が足し算的人生を選択していますので、それはそれでいいと思います。
他方で、足し算に幸せを感じない私のような人たちは、無理して足し算的な人生を送る必要などありません。
なんだったら、引いて、引いて、どんどんリュックの中の重たい荷物を取り出していくことのほうがよほど幸せを感じます。
人生を通じて、積み木を積んでいくことに何の興味も関心もないのです。
あるがまま、我がままに自由に生きていることそれ自体に幸せを感じます。