おはようございます。
今日は本の紹介です。
今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
販売外交員に限らず、あらゆるサービス業に通用する内容です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「世間に名前を売る近道は、おしゃべりをすることではなくて、誰のいうことでも耳を傾けて聞いてやることだ。諸君がある人に向かってどんな話をしてみたところで、その相手方が自分自身のことについて諸君に話したいと思いつめている事柄に比べると、その半分の興味も持たせることはできないものだ。」(68頁)
上手に話すことも大切ですが、上手に聞くことはその何倍も大切です。
聞くといっても単に「ふむ、ふむ」と聞いている(ふり)をすることではありません。
聞くという行為の前提にあるのは、相手が話しやすい又は話したい内容を話せるように質問をするということです。
この質問が的外れだと相手は気持ちよく話をすることができません。
結局、すべては他者への想像力です。