本の紹介230 読む筋トレ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばっていきましょう!!

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←先週の土曜日の朝、月一恒例の用宗海岸のお掃除に行ってきました。

また来月も行きますよ。

今日は、午前中は、事務所で書面作成です。

午後は、不動産に関する裁判が1件と労働事件の裁判が1件、新規相談が1件入っています。

 今日も一日がんばります!!

 

 

さて、今日は本の紹介です。

読む筋トレ (扶桑社新書)

タイトルがいいですね。 タイトルだけではなんのことかよくわかりませんが(笑)

帯には、「一日5分で人生を変えるお手軽メソッド やる気に火をつける!ぐうたら脳に効く!」と書かれています。

基本的にぐうたらではありませんが、日頃の筋トレに役に立てばいいな、と思い、読んでみました。

「体を鍛えたいんだけど、時間がなくて・・・」という方にはおすすめです。

最初から、体を鍛えることに関心がない方は、この本を読んでも、筋トレはやらないでしょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

多くの人は、まったく、もしくはほとんど運動をしていない状態から、ボディデザインのためのトレーニングを始めることになるでしょう。・・・そういう人たちの筋肉は、眠っている状態にあります。・・・こういう状態から筋トレを始めて、効率良く結果を出そうとするなら、まずは眠っている筋肉を呼び起こさなければなりません。そして、筋肉を眠りから呼び起こすには、個人差はありますが、少なくとも2か月程度の時間を要してしまいます。もちろん、その間は『カラダが引き締まった気がする』とか、『ボディラインがすっきりしてきた』というような効果を感じにくい日々が続きます。この時間が、ちょっとした壁になります。続ければ確実に効果が出る運動だけれども、効果を感じるまでにある程度の時間を要する-そのため多くの人が、効果の現れる前に、見切りをつけてしまい、続けられなくなってしまうのです。」(134~135頁)

これって、勉強と全く同じですよね。

勉強が得意な人は、筋トレも上手である、というのが私の考えです。

なぜか?

勉強が得意な人は、新しく何かの勉強を始めたときに、すぐには効果(例えば、模試で高得点をとるなど)が出ないことを経験上知っています。

例えば、受験科目が多い資格試験などがその典型例です。

勉強慣れしている人、つまり、勉強することが習慣化されている人は、すべての勉強は、一定期間、我慢をしなければならない時期(私はこれを「トンネル」と言っています。)が必ずあることを知っているので、トンネルを抜けるまで我慢できるのです。

「このまま勉強を続けていれば、必ずトンネルを抜け出すときがくる」ということを経験上、知っているのです。

だから、トンネルが多少長くなっても、「自分には向いていない」などという恥ずかしいことは言わないのです。

物事を習得するには、一定の長さのトンネルをくぐらなければならない、ということを知っているだけで、途中で投げ出すことはなくなると思いませんか?

筋トレも勉強も仕事も、すべては考え方の習慣を変えれば、うまくいくと信じています。