おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。
今日は、本の紹介です。
億万長者になれば、人生の悩みはすべて消えるでしょうか。
消えるわけがありません。
また別の悩みが新たに出てくるのです。
お金持ちになれば幸せになれるというのは幻想です。
お金は「ないよりあったほうがいいよね」という程度のものです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・最終的に『自分の人生とは何だったのか?』とぬぐいきれない孤独感やむなしさに襲われている人は少なくありません。成功を追い求め、達成したらさらなる成功を追い求め・・・というサイクルにはまっているときは、幸福を後回しにして生きている状態です。では、なぜ幸福感や満足感が得られないかというと、『今を生きていないから』です。生きている時間のほとんどを未来に費やしているので、今を生きている時間が少ないのです。」(125頁)
何に幸せを感じるかは人それぞれですから、唯一絶対の生き方などありません。
自らの選択により人生が形成されていくわけですから、死ぬ直前になって「自分の人生とは何だったのか?」と後悔しても、すべては自らの選択の結果ですから、しかたありません。
いろんなことを我慢して生きるくせがついてしまうと、我慢するのが当たり前になってしまい、もはや「自由に生きる」の意味すらわからなくなってしまうのです。
人生なんていずれにしてもあっという間に終わってしまいます。
どうでもいい些細なことばかりに気を取られていないで、自分が生きたいように生きればいいのです。