おはようございます。
いかに無駄な努力をせずに結果を出すかという視点で書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人生を振り返ると、僕なんかより面白い発想をする人がたくさんいた。けれど、結果的に僕のような人間が企画の仕事をしている。面白いことを考えつく人は、守るべきものができると、途端に面白くなくなる。恋人ができたり、家庭を持ったり、会社で出世したりすると、天才が天才でなくなってしまう。40歳を過ぎて周囲を見回すと、そうやって面白くなくなった人ばかりだ。」(219頁)
「仕事=辛いこと、つまらないこと、理不尽なことを我慢すること」という発想では、決して面白い発想など出てきません。
意識のある時間の半分くらいの時間は仕事をしているので、仕事を楽しめるかどうかは人生を楽しく生きていく上で、かなり重要な点です。
楽しい仕事があるわけではなく、いかに仕事を楽しめるか。
所詮、すべては解釈の問題なのです。