おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。
今から3年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
サブタイトルは「強欲資本主義時代の処方箋」です。
今日のグローバル資本主義の特徴がわかりやすく書かれています。
いかに本当の自分を見失わずに生き続けられるか、という本質的な問題を考えるきっかけになると思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人生の価値を測るものはどこにあるのか。私はまだ、この問いに対する答えを見つけていない。だが、これだけは言える。私たちはモノによって、すなわち各人が蓄えてきた有形の持ち物で、人生の重みを測ってはいけない。これほど物質的に恵まれた国では、いともたやすくこの罠に陥ってしまいがちだ。」(165頁)
物を所有することで幸せを感じることができる人は、それでいいのです。
他人がそれに対してどうこう言う必要はありません。
他人と自分を同じ尺度で測らないことです。
そんなことをして何の意味があるでしょうか。
自分自身の幸せの定義をしっかりと持っている人は、他人から何を言われようと、もはや何とも思いません。
批判されようが、嫉妬されようが、お構いなし。