おはようございます。
今から9年前の本ですが、ビジネスのベーシックな点は今読んでも遜色ありません。
物価高、労働力不足、後継者不在、労働時間削減といった条件の下、いかにサバイブするのかを考える必要があります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「ダントツの結果を出したいなら、ダントツの結果を出す人の多い環境に身を置くべきだ。コミュニティに入り、パワフルな仲間に囲まれていることで、自分を急加速させることができる。」(22頁)
周りの環境がいかに重要であるかについては多言を要しないと思います。
優秀で向上心の強い従業員が「ホワイトすぎるから」という理由で退職するのもまさにこれです。
居心地はいいけど、本当にこんな生ぬるい環境に浸かって、10年後、自分がどうなってしまうのだろうかと心配になるわけです。
5年も10年も生ぬるい環境で甘やかされて仕事をすると、もう弱肉強食のジャングルで生きていくのは難しいと思います。
とはいえ、今の時代、ご覧のとおり、どこもかしこもぬるま湯ですからね。
自ら積極的に厳しい環境を求めない限り、ずっとぬるま湯です。
差はますます開く一方です。