おはようございます。
今日は本の紹介です。
著者は、元TBS社員からプルデンシャル生命保険を経て、現在は、会社の経営をされている方です。
「影響力」がいかに大切であるかについて、これまでの著者の経験から説かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「僕は『ポジティブ・シンキング』を信じません。いくら心の中で、『お前は勝てる』『きっとうまくいく』『自信をもて』などと、自分を励ましたり、勇気づけたりしても、心はそれを真に受けてはくれないからです。そうではなく、大事なのは『やるべきことをやってきた』『自分との約束を守り続けてきた』という『事実』。この『事実』さえ揺るがなければ、心はそれを信じることができるのです。それを『自信』というのではないかと思うのです。」(135頁)
全く同感です。
以前、ブログにも書きましたが、私は「根拠のない自信」という言葉を信じていません。
まさにこの本の上記記載と同様の理由から、そんなものは存在しないと思っています。
一朝一夕に自信など持てるはずがありません。
人が寝ているとき、休んでいるとき、遊んでいるときにどれだけ努力してきたか。
その積み重ねでしか自信は持てないのではないでしょうか。