おはようございます。
今日は、本の紹介です。
サブタイトルは、「なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか」です。
富裕層の判断傾向や習慣、関心事がよくわかります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「日本のサラリーマンは、上下関係を重んじ、目上の人を立てて丁寧な対応や言葉遣いをします。それ自体はいいことなのですが、企業勤めが長くなり、『自分の独自の考えよりも、上の指示に従って仕事をすべきだ』という働き方を長くしていると、どうしても考え方にまで影響が及んでしまい、判断力、目利き力が衰えていくように思います。」(91頁)
人は周りの環境から大きな影響を受けます。
また誰の影響を強く受けたかによって、その人の人格や考え方が形成されていきます。
人生において何を重視するか、という価値観についても同様です。
自由なのか、安定なのか、変化なのか。
一度作られた人格や価値観は、そう簡単には変わりません。
「最初が肝心」と言われる所以です。