おはようございます。
今日は、本の紹介です。
今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
「ラリー・キング・ライブ」で有名なラリー・キングさんの本です。
50年間に5万人と対談した著者が、上手な会話のしかた、作法を教えてくれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「ある人が友達から長い手紙をもらった。その手紙の最後にはこう書かれていた。『長い手紙でごめんなさい。短い手紙を書く時間がなかったのです』実際、簡潔な文章を書くのは難しいものだ。・・・しかし、手紙に限らず、どんなコミュニケーション方法を取る場合でも、事前に少し時間を取って、話を簡潔にまとめておくのは大切なことである。」(165~166頁)
話し方、話す内容というのは、いわばその人の知性や個性の発露ですので、ある日突然、話し方や話す内容を変えることは不可能です。
話す長さもまた例外ではありません。
とりとめのない話をひたすら聞かされる聞き手の苦痛たるや・・(笑)
聞いているふりをするのも大変です。
話は手短に。
悦に浸って延々と武勇伝を語っている場合ではありません。