おはようございます。
今日は本の紹介です。
今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
著者は、ダンスプロデューサー・指導者の夏まゆみさんです。
帯には「芸能人も、ビジネスマンも、成功する人はみんな、同じことをやっている。」と書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『こんないやなことがあったんです』という、『相談にみせかけた愚痴』です。若いアイドルたちならまだしも、いい歳をした大人から相談があると言われたときは、『相談にはもちろんのるけれど、私は建設的なことしか話したくないから、愚痴なら聞かないよっ』とハッキリ申し上げるようにしています。愚痴や恨みごとを聞かせるのは、不幸を配るのと同じことです。」(185頁)
これだけ窮屈で生きづらい社会ですから、愚痴や恨みごとの1つや2つ言ったところでバチはあたりません。
そうやって息抜き、ガス抜きをして、また明日からがんばるわけですから。
とはいえ、息抜き、ガス抜きはお互いに愚痴や恨みごとがある者同士でやるべきです。
いわゆる「お互い様」が成り立ちますので。
「相談にみせかけた愚痴」は多くの場合、お互い様が成り立たないため、聞き手からすると「時間泥棒」以外の何物でもありません。
相手を選んで愚痴りましょう。