おはようございます。
今日は、本の紹介です。
今から12年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
著者は、外資系生保のエグゼクティブ・ライフプランナーの方です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人というのは後でペースを落とすことはできても、逆に上げることはなかなかできないものです。最初に目一杯限界の量をこなさずして一体いつやれるのだと、徐々に気付いていきました。野球の1000本ノックと同じです。自分を限界まで追い込みヘトヘトになる練習をどれだけ積み重ねることができるかが鍵。そうすることで足腰が鍛えられ、判断力や洞察力が磨かれ、感性が研ぎ澄まされていくのです。」(97頁)
まさに最初が肝心ということです。
仕事は、最初のうちにぬるま湯に浸かってしまい、それに慣れてしまうと、もうそれが当たり前の環境になってしまうため、その後にハードな仕事をしようとしても、体が言うことを聞かないのです。
習慣というのは、私たちが思っているよりも、人生に対して大きな影響を及ぼしています。
1度身についた習慣を変更することは、本当に本当に大変です。
結局のところ、どのようなことを習慣としているかでその人の人生の大半は決まってしまうのではないかと思います。