おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。
小手先ではなく本物の強さを手に入れるために必要なことが書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『やり方』はよかったけど『結果』が思ったようにならなかった場合、その過程の体験は財産となって次につながります。反対に『結果』はよかったけど『やり方』が正しくないとき、それはマイナスの目に見えない重石となって次第に悪い結果を生むようになっていくものなのです。つまり、長い目で見てよい結果を出そうと思えば、やはり過程がとても大事なのです。」(79頁)
結果は大事です。
でも、過程の方がもっと大事です。
仕事も運動も勉強も、1度きりの勝負ではありません。
次につながるやり方を身に付けなければ、いつも調子の良し悪しに左右され、場当たり的な対応を続けなければいけません。
また、ずるいやり方をして結果を出したという「成功体験」をしてしまうと、もう真っ当なやり方ができなくなってしまうのです。
これでは、長期的に結果を出し続けることはできません。
「やり方」はその人の癖ですから、可塑性が失われた後に変更するのは至難の業です。
やはりすべて「最初が肝心」だということです。