おはようございます。
今日は本の紹介です。
今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
須藤元気さんの本は、どれも本当にいい本です。
この本も例外ではありません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「もちろんお金は人を幸せにしてくれるツールである。しかし、それに執着すると幸せから遠ざかる。お金に限らず、何かの物や人に執着しすぎると、人生は楽しくなくなるのだろう。
『何を手に入れるかより何を手放すか、それが大切なことなんだよ』」(135~136頁)
幸せの定義は、人それぞれですから、何かを手に入れることに幸せを感じる人はそれでいいです。
私のようにモノを所有することに何のこだわりも興味もない人は、いかにモノを持たないでいられるかが幸せと密接に関連しています。
概して、モノが増えれば増えるほど、管理コストがかかり、いらぬトラブルや不安が付きまといます。
できるだけモノを持たず、また、何事にも執着せず、依存せず、ありのままで生きていくことが、自由を謳歌するための必要条件なのだと思っています。