おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。
今日は、本の紹介です。
今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
2012年に出版された本ですが、10年後の現在も先が見えない時代であることは変わりないですね。
10年後はおろか3年後のことすらはっきりしない時代です。
未来の不確実性がますます増していく中で、長期的な計画はほとんど役に立ちません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「目先のことしか考えることができない『その日暮らしの生活』、『昨日と同じ人生』から抜け出したければ、自分が変わるしかない。誰かが変えてくれることなど、ありえないからだ。」(33頁)
「何度もくり返すが、今ほど『考えていなかった』コストが高い時代はない。漠然と生きていると、いろいろな出来事が『想定外』ということになってしまう。」(57頁)
まあ、当然のことです。
漠然となんとなく生きていける時代は、もう既に終了しております。
格差是正が叫ばれる中、格差は今後ますます開く一方です。
そんな時代において、誰かが自分の人生を変えてくれることを期待しても無駄です。
残念ながら、社会は、また、人生は、そのような仕組みにはなっていません。
社会、会社、景気、政府、親、上司のせいにしているうちは、状況は1ミリも好転しません。
愚痴、悪口、不満を言っているうちは、何にも変わらないのです。
人が寝ている時、休んでいる時、遊んでいる時に、自分の商品価値を高める努力を続けるほかありません。
人生は、自ら動かなければ、何一つ変わりません。