おはようございます。
今日は、本の紹介です。
今から10年前の本ですが、再度、読み返してみました。
タイトルのとおりの話が書かれていますが、まさにこの本自体が、多くのビジネス書同様、タイトルで煽って買わせるという手法を採用しております(笑)
ビジネス書を読んだだけでデキる人になれないことくらい、デキる人たちはみなわかっていることです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「そもそも自己啓発本とは、畑にまく肥料のような本だと捉えています。読んだからといって、すぐに生活が豊かになるわけでも、業務スピードがアップして営業トークがうまくなるわけでも、職場の人間関係が劇的に改善されるわけでもありません。そうした短期的に結果が出るような効能ではなく、ジワジワと時間をかけながら、自分の思考の土台を柔軟にしたり、奥深くしたりするのを助けてくれる本だと思うのです。」(224頁)
そんなこと、わかっとるわ(笑)
誰も即効性があるなんて思っていませんから。
本を全く読まない人に比べたら、自己啓発本を読み漁っている人のほうが、格段に成長は早いでしょう。
すべて自分で経験しないと気が済まないなどと言っているようでは、時間がいくらあっても足りません。
先人の成功体験、失敗体験を読書により、ものの数十分で疑似体験ができるのですから、読書をしない理由が見当たりません。