おはようございます。
今日は、本の紹介です。
どのように価値を創造していくかについてドラえもんとのび太くんを例えに説明しています。
ビジネスの大原則がわかりやすい例を用いて説明されているので、ビジネス初心者にはいい本だと思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『のび太』と『ドラえもん』の関係を思い出してみてください。のび太はドラえもんに”モノ”を要求しているでしょうか?もちろん『スモールライト出してよ~』なんていう場面もありますが、それはドラえもんが一度でも、ひみつ道具を出した後のことですよね。じつは、のび太は、モノがほしいとは言ってません。」(97頁)
さて、自身のビジネスに応用できるでしょうか。
新しい商品やサービスを売ろうとする場合、顧客は「スモールライト」の存在を知りません。
言うまでもなく、その効果について知る由もありません。
「こんなのあったらいいよね」という商品・サービスは、こちらから提案しなければ決して生まれません。
顧客のニーズからイノベーションが生まれることはないということです。
顧客は「iPhoneつくってよ~」とは言ってくれないのです。