おはようございます。
帯には「王者は何を考えて、何を考えないのか。」と書かれています。
日頃、井上選手がどのようなことを考えているのかを知ることができます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「自信は大事だが、それが過信になれば、諸刃の剣となって、自分を見失い、ボクシングを壊すことになる。それを人はスランプや不調と呼ぶのかもしれないが、それをコントロールするのは自分しかない。」(147頁)
僕は「根拠のない自信」という言葉が嫌いです。
そんなものは存在しないと思うからです。
何の努力もせず、どうやって自信を持てというのでしょう。
どれだけの準備をしてきたのかを一番知っているのは自分自身です。
人と同じ生活をして、「俺は強い」と自分を信じ込ませて一体何の役に立つのでしょう。
弱い弱い自分が小さな自信を持つためには、毎日努力を続けるほかに方法はありません。