おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。
今日は、本の紹介です。
サブタイトルは、「プロフェッショナル人材になる79のアドバイス」です。
2~3年毎に異動がある通常の会社では、なかなかプロフェッショナル人材は育成することは難しいですが、会社に頼らず、個としての価値を高める意識のある方は、参考になるかもしれません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「企業の低迷と没落は、経営レベルで現状を的確に把握する能力や、各機能の自律的な意思決定力の低下などに起因する『機能不全』による自滅がほぼすべて。」(66頁)
いわゆる「大企業病」です。
もっとも、これは、大企業に限った話ではなく、中小企業においても、今後ますます機能不全が生じる可能性が高まると思っています。
主たる理由の1つが「人材不足」です。
正確には「優秀な人材の不足」です。
日本は、良くも悪くも、競争社会・学歴社会ではないため、一部の例外を除いて、必死になって自分の価値を高めようとする文化はありません。
社会人になってからも勉強を続けている人がどれほどいるでしょう。
多くの日本人が東南アジアに出稼ぎに行く日もそう遠くないように思うのは私だけでしょうか。
若者のみなさん、勉強をしましょう。
自分の価値を高める努力をしましょう。
それが自分らしく生きる最も確実な方法です。