おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。
今日は、本の紹介です。
今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
この本も須藤元気さんによって書かれたものです。
須藤ワールドを存分に堪能できる一冊です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人はある程度の『段階』にまで来ると、他人に寄りかかることがむしろ自分の力を弱めることだと認識できるようになります。」(77頁)
「他人に寄りかかる」とは、すなわち、「依存」を意味します。
「依存は弱さである」ということを明確に認識すると、生き方が変わります。
経済的、精神的依存度が高い生活をしていると、モノカルチャー経済同様、「それ」がなくなることに対する不安・恐怖、そして実際になくなった途端に状況が一変してしまう不安定さを甘受せざるを得ません。
できるだけ依存しない生き方とは、すなわち、自立することに他なりません。
「それ」がなくなっても生活していけるように、日頃から経済的、精神的準備をしておきましょう。