おはようございます。
今日は、本の紹介です。
今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
須藤元気さんの本です。
まるで哲学者のように物事の本質を見出す内容は、何度読んでも素晴らしいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「僕らはこの世界に巻き込まれているようで、じつは毎瞬毎秒解釈を続けているだけ…。見た物を”解釈”し、あれは良いとかあれは悪いとかの価値判断をし、それをあなたが言葉に置き換えるとき、あなたを巡る現実はその解釈のとおりに姿を定着させる。」(27頁)
いつもブログに書いていることですね。
事実や出来事それ自体に意味などありません。
自分で事実や出来事を解釈し、意味付けをしているだけです。
過去の「事実」は変えられませんが、それに対する「解釈」はいかようにも変えられます。
つまり、過去は変えられるのです。
他人から「やせ我慢」だと揶揄されても、それ自体もまた他人の勝手な解釈ですから他人の勝手です。
「人生は解釈で出来ている」という解釈のしかたを知るだけで、人生の幸福度は大きく変わります。