おはようございます。
今日は本の紹介です。
本のそでには「本当に大切なのは、『どれだけ稼ぐか?どれだけ増やせるか?』よりも『どれだけお金を持ち続けられるか?』」と書かれています。
一時的にお金を増やすことができても、それが持続できなければ意味がありません。
かといって、貯金ばかりして窮屈な生活もしたくないですよね。
サステナブルな収入源をいかに確保するかがとても重要なわけです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『リストラされるかもしれない』『年収が下がって住宅ローンが払えないかもしれない』『家族の生活費、子供の養育費を捻出できるだろうか?』『老後資金を2000万円以上貯めなければならない』 毎日このようなお金の不安に駆られて、いつもあなたは『自分のしたいこと』を後回しにしていませんか?パートナーのため、子供のため、親のため、上司のため、部下のため、会社のため・・・いつもあなたは『誰か』のために働いています。そこにどれだけ『あなたのため』に働いている分があるでしょうか。」(3~4頁)
仕事、家庭、お金、老後・・・心配と不安だらけですね。
いつどうなるかわからない現代社会において、いまだに高度経済成長期がごとき長期安定収入をベースとしたものの考え方をしている方が多数いることに驚きます。
昭和の常識は令和の非常識なのに、いつまで親世代と同じことをやっているのでしょうか。
来年どうなるかすらわからないのに、35年間もの長期返済計画を立てるという・・・。
教育と同調圧力の呪縛でしょうか。
私には正気の沙汰とは思えません。
モノを持つということのリスクの根本は、手放したいときにそう簡単に手放せないということと維持費が予想以上にかかるということに尽きます。
変化の激しい時代にモノを持つことはメリットよりもデメリットのほうがはるかに大きいと私は思っています。