おはようございます。
今日は、本の紹介です。
表紙には、「考えない、行動しない、という罪」と書かれています。
とても薄い絵本ですが、内容は示唆に富んでいます。
今の社会問題をうまく捉えています。
大人も子供も読むべき絵本です。
そして、読めばタイトルの意味がわかります。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「一部始終を見ていたのは、空にうかぶ真っ白な雲だけ。
『嘘は、向こうから巧妙にやってくるが、真実は、自らさがし求めなければ見つけられない』
雲は呟き流れていった。しかし、その声は誰にも届かなかった。」(43頁)
人は、自分が信じたいものだけを信じます。
そして、自分が信じるものと矛盾しない情報だけを都合よくピックアップし、矛盾する情報は見なかったことにするのです。
それが真実であろうと嘘であろうと。
何を信じるかはまさにあなた次第。
とある国では、省庁が作成する統計データですら改ざんされる始末です。
コロナの感染者数、コロナによる死者数、コロナ患者向け病床使用率、ワクチンの有効性・・・
ほんまかいな(笑)
人は自分が信じたいものだけを信じる生き物です。