おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。
今日は本の紹介です。
今から7年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。
多くの具体例を交えて、実践的なマーケティングの手法が説かれています。
とてもわかりやすいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「現在においては、どの企業も、自社が事業ライフサイクルのなかで、どの季節にいるのかを把握しなければ、経営の舵取りはまず不可能となってしまった。なぜなら、経済が成熟してくると、事業ライフサイクルがどんどん短期化してくる。現状、参入最適時期がほんの数ヶ月しかない事業も多くなっている。するとその数ヶ月間で全力投球し、後は次の波に備えなければならないのである。」(82頁)
著者は、イソップ童話のアリとキリギリスの話を例として出しています。
これは決して会社に限ったことではありません。
人間もまったく同じことが言えます。
何の備えもなく冬を迎えて困った、困ったと嘆いても、それは仕方のないことです。
春、夏、秋と準備する時間はいくらでもあったはずです。
みなさんは、アリ派ですか? それともキリギリス派?
ライフサイクルを考えて日々、準備をすることがとても大切なのです。